利息と利子と金利の違いについて

利息 利子 金利 違い

金利とは

ヤミ金からお金を借りた場合、週2割(7日で2割)やトサン(10日で3割)、トゴ(10日で5割)などの法律に違反する高金利を支払うことになります。

この金利という言葉を、辞書で調べると、以下の2つの意味が記載されています。


  1. 貸金・預金に対する利子。利息。「金利がかさむ」
  2. 元金に対する利子の比率。利率。「金利を引き下げる」

また、金利と言う言葉を用いる場合は、金額ではなく利率のことを指します。

金利○○%などのように、金銭の貸借時における元金にかかる割合(レート)に対して使用されます。


ヤミ金にお金を借りた場合の高金利とは、多額のお金を返済することを意味します。



利息と利子の違い

利息と利子の違い

上述した辞書の例のように、金利という言葉の他に、金銭貸借における対価として支払われる、一定割合の金銭のことを利子利息と呼ぶ場合があります。

では、利子と利息という言葉に違いはあるのでしょうか?


結論から言えば、両者に大きな違いはありません。共に同じ意味を示す言葉です。


しかしながら、その使用法に関しては、習慣的に使い分けられていると言えます。

一般的に、預貯金に対して受け取るお金のことは、利息と呼ばれる場合が多いようです。

一方、貸与を受けた金銭に対して、支払う必要のあるお金は利子と呼ばれる場合が多いようです。

つまり、「貸した側=利息」「借りた側=利子」となります。


銀行等の金融機関では、一般的に上記のように区別しているようです。

一例を挙げると、定期預金の利息住宅ローンやカードローンの利子などのような使い方をします。


ただし、これらの用法は、非常に曖昧であり、人によっては「カードローンの利息を払う」と言う場合や、「銀行預金の利子が入る」などと表現する人もいます。

どちらも意味として通じるため、表現方法として正しい用法であると言えます。


ちなみに、「利息」が「利息」を生むことを複利と呼びます。

闇金の金利は、複利計算をするケースが一般的なため、返済が滞ると利息に利息がつき、返済額が大きくなります。

ただでさえ、闇金は高金利を取りますが、その上複利で計算されるため、すぐに借金は雪だるま式に膨れ上がるのです。


ヤミ金の金利・利息について
ヤミ金は、一般的な消費者金融などとは異なり、出資法に違反する高金利を取る違法貸金業者です。一昔前までは、ヤミ金融の利息といえば、トイチ(10日で1割)が一般的でしたが、最近では、トサン(10日で3割)、トヨン(10日で4割)、トゴ(10日で5割)など、さらに法外な利息を取る傾向にあります。


法律用語では利息が一般的

法律用語としては、一般的に利息が用いられます。

代表的なものとしては、消費者金融などの貸金業者が貸し付ける際の金利を規制する利息制限法などがあります。

利息制限法とは、貸金業者が借主から上乗せして返済してもらうための、一定金額の上限利率を定めた法律です。


しかし、税法では利子所得や利息を受け取ったときにかかる利子税などのように、利子を使う場合もあります。


利息の語源

利息 語源

利息の語源は、中国の故事に基づきます。

出典は、中国前漢の武帝の時代に司馬遷によって編纂された歴史書『史記』の中にあります。


『史記』七十五巻 孟嘗君列伝第十五に登場する「息は利の如し」に由来すると言われています。

「息」は「息子」という意味で、男子の方が女子よりも利益に繋がるところから「利息」という語が生まれたとされています。


ただし、利息の語源は『史記』ではなく、室町中期の『史記抄』という「史記の注釈書」に由来するという説もあります。

室町時代には利息・利子という言葉は一般的に使用されていたようで、この頃から利息・利子は受け取る場合、支払う場合どちらの場合にも当てはまる言葉だったようです。

つまり、そもそもはじめから両者に大きな違いはなかったものと言えます。


闇金の歴史2 ~日本の高利貸し 古代から江戸時代~
日本での貸金業の始まりは、お金(銭貨)の誕生と同時に発生したとされています。古くは律令時代(7世紀後半から10世紀頃)に遡ると言われています。お金の誕生と同時に登場したという事は、日本最古のお金である富本銭(ふほんせん)が作られた西暦683年から金貸しは存在していたということになります。


ちなみに、「元も子もない」という慣用句がありますが、「元」とは、元金のことを指します。そして、「子」は利子のことを指します。

投資をして利子を得るはずだったが、利子を得るどころか、元金も全て失くしてしまうことを意味する言葉です。

本来であれば、お金を得る側なので「元も息もない」とするべきなのかもしれませんが、古くから「元も子もない」という使い方が定着しているあたり、やはり厳密な違いはないようです。


利息(利子)と金利の違い

利子や利息は、金銭貸借時に生じるお金そのものを指す言葉です。

そのため、金利のようにパーセンテージを説明する場面では使用しません。

つまり、「利息○○%」「利子○○%」などといった使い方をすることはありません。


ただし、金利と言った場合は、利息や利子といった意味を内包する場合があるので、この辺りは少しややこしいかもしれません。


用語のまとめ

前出した言葉の他に、一般的に分かり辛いと想像される言葉についても、併せてここにまとめておきます。


用語意味
利息貸主が得るお金。逆の意味で使う場合もある。
利子借主が支払うお金。逆の意味で使う場合もある。
金利貸金・預金に対する利子。また、その割合。
利率元金に対する割合のこと。金利と同じ意味。
年利一年幾らと定めた利率のこと。一年分の金利。
年率一年間にかかる利率のこと。年利と同じ意味。
実質年率金利+各種手数料などの諸経費を含めた割合のこと。
利回り利息・利益配当の、元金に対する割合。
利得利益を得ること。また、その利益。

以上が、金銭貸借時においてよく使用される言葉です。それぞれの言葉の意味をよく理解しておくことをおすすめします。


また、ヤミ金が行う暴利行為の「暴利」とは、法外に高い利息を表す言葉です。

ヤミ金からの借り入れは、非常に危険ですのでくれぐれも注意して下さい。


記事
利息と利子と金利の違いについて
タイトル
利息と利子と金利の違いについて
説明
利息と利子と金利の違いについて説明したページです。
執筆者
メディア
ヤミ金取り立ては無料相談で解決!

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でヤミ金取り立ては無料相談で解決!をフォローしよう!

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする


トップへ戻る