「メルカリ」「ヤフオク」などのオークションサイトを利用した現金出品の理由と問題点

「メルカリ」「ヤフオク」などのオークションサイトを利用した現金出品の理由と問題点

メルカリ 現金禁止もIC乗車券出品 新たに禁止措置

フリーマーケットのようにさまざまな物を売買できるスマートフォンアプリの「メルカリ」で現金の出品が相次ぎ、運営会社は現行貨幣の出品を禁止しましたが、今度は高額なチャージをしたとするICカード乗車券の出品が相次いでいます。運営会社では、「現金と同じようにマネーロンダリング行為にあたるおそれがある」として、出品禁止の措置を新たに取りました。

フリーマーケットのように利用者どうしが手軽に物を売買できるスマートフォンアプリ「メルカリ」では、現金が出品されるケースが相次ぎ、今月22日、運営会社が「規約で禁止しているマネーロンダリング行為にあたるおそれがある」として現行貨幣の出品を禁止しました。

しかし、今度は「2万円チャージ済みスイカ」など高額なチャージをしたとするICカード乗車券の出品が相次ぎ“いたちごっこ”となっています。

運営会社では、現金と同じくマネーロンダリングのおそれがあるとして、ICカード乗車券も出品を禁止し、削除する新たな措置を取りました。

一方、インターネットのオークションサイト「ヤフオク!」でも現金が出品されていて、運営するヤフーは24日付けで、コレクション性が明確でない出品は削除することを決めました。

またICカード乗車券などの電子マネーについても現金と同様に不適切と判断したものは削除するということです。


記事元:http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170425/k10010960861000.html

解説

今月22日頃、個人間で衣料品や雑貨などを売買できるフリマアプリ「メルカリ」に、現金が出品されていることがTwitterを中心としたSNSで拡散されました。

拡散された写真に写っていたのは1万円札5枚でしたが、落札価格は59,500円にも上るなど、実に1割程度を上乗せした価格で取引されていた模様です。

このような現金を出品する事例は、それだけにとどまらず数十万円を出品するというケースも見られました。

メルカリでは、今年2月に、希少価値が高く流通量が少ない硬貨や紙幣などを出品する行為を認めましたが、あくまでも廃版になった古い紙幣・硬貨や番号がぞろ目などの比較的珍しいものを想定していたようです。


また、同様に大手オークションサイト「ヤフオク!」でも、現金を出品する行為が発生していたことが明らかになりました。


このような事例を受け、「メルカリ」「ヤフオク!」共に、現行の硬貨や紙幣を出品する行為を原則禁止すると発表しています。


理由は現金化目的

この現金出品の問題点は、クレジットカードのショッピング枠を利用して現金を購入する行為(クレジットカード現金化)に酷似すると指摘されています。

クレジットカード現金化とは、ショッピング枠を利用して業者が指定する商品を購入し、その商品を同じ業者に買い取ってもらうことで現金を手に入れることが出来るというものです。

このような事例は、古くから存在する現金調達方法ですが、カード会社は利用規約に禁止行為として明記しており、最悪の場合はカード停止の処分を受けることになります。

また、消費者庁でも注意を呼びかけおり、安易に利用するべきものではありません。


しかし、実質的な貸金行為でありながら、直接現金を貸し付けるわけではないため、出資法の適用範囲外であるのが実情です。

そのため、こうしたグレーな現状に着目し、一部のヤミ金業者は現金化取引を行っています。


高額な金利に相当

騒動の発端となった今回の件を例に挙げると、5万円の現金を59,500円で購入しているため、差額は9,500円です。

つまり、この9,500円が金利に相当します。


正規の消費者金融で5万円を借りた場合、年利は20%なので返済額は1年で55,577円となり、金利は5,577円です。

このように、消費者金融で借りるよりも返済額は高額となります。


こうしたフリマサイトやオークションサイトでの現金出品は、総量規制などで消費者金融から借り入れが出来ない人などの利用を想定して行っていたとみられています。


現金・電子マネー出品は、マネー・ロンダリングを目的とした行為に該当すると判断され、監視・削除の対象となります。

利用者は、単に違法性だけに着目するのではなく、行為として正当であるかを主体的に判断することが求められています。


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