もしかしてヤミ金かも!?個人間融資とは

個人間融資

個人間融資とは

個人間融資 (個人融資)とは、読んで字のごとく、消費者金融・クレジット会社などの貸金業者や銀行・信用金庫などの金融機関などを介さずに、個人間でお金の貸し借りを行うことを言います。

個人間融資は、ソーシャルレンディングなどと呼ばれる場合もあります。


金融機関からの借入れとは異なるため、融資時の審査や担保や保証人を用意する必要はないとされています。


そのため、個人間融資を利用する方は、正規の貸金業者から借入れをすることが出来ない人が多いようです。

どこからもお金を借りることが出来ない場合の最終手段の一つですが、大きなリスクを負うことを理解しておく必要があります。


近年では、店舗を構えず、ネットを利用して個人でお金を貸し付ける手口が横行しています。個人間融資は、消費者金融やクレジット会社などの正規業者からお金を借りることの出来ない人をターゲットにしています。このページでは、掲示板・SNSで勧誘する個人間融資の実態に迫ります。


個人間融資 の特徴

個人間融資の特徴

個人間融資は、双方が提示する条件に納得することが出来れば契約が成立します。

そのため、貸金業者からの借入れとは異なり、貸し付け条件や返済期限などといった諸条件に融通を利かせやすい点が特徴です。


以前は、政府が発行する官報を確認して破産者の情報を集めたり、消費者金融を利用したことがある債務者の情報を名簿屋などから収集して、DMやFAX、電話などで勧誘を行っていました。


名簿屋(名簿業者)とは、氏名・性別・生年月日・住所・電話番号・FAX番号・メールアドレス・クレジットカード番号などといった個人を特定できる情報を取り扱っている事業者のことを言います。多くの場合、個人情報取扱事業者(5,000件を超える個人情報データベースなどを事業の用に供している者)のことを指します。

しかし、最近ではインターネット上にWEBサイトを開設したり、融資希望者を募る掲示板やSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)などを利用して集客する手口が増えているようです。

特に最近では、SNSのLINE(ライン)を使用して貸金行為を行う闇金の存在が目立つようになりました。

このようなヤミ金業者のことを、俗にLINE闇金と呼んでいます。


LINE(ライン)闇金とは、主にコミュニケーションアプリ「LINE(ライン)」を利用して貸付を行う違法貸金業者のことを言います。このページでは、LINEを利用した闇金についてだけでなく、LINEを巡る様々な問題点についても焦点を当てて説明しています。

個人間融資を謳うWEBサイトには、「ブラックOK」「多重債務者、自己破産でも利用可能」などの謳い文句を掲載している点が特徴です。

個人間融資サイトにアクセスして、申し込んだり、書き込み投稿をすることはヤミ金に連絡をすることと同じ意味を持ちます。

検索エンジン等で、上記サイトを始めとする個人間融資サイト・掲示板を目にしても、絶対に利用することのないよう注意して下さい。


個人間融資 掲示板の事例

以下の内容が実際に存在する、個人間融資掲示板の貸主募集の投稿記事作成用のテンプレートです。


貸し手募集記事を作成するためのテンプレ

【年齢】  歳

【性別】男・女

【職業】

【連絡先メアド】

【借入希望金額】  万円

【現在の借入金】  万円

【月収/年収】  万円/  万円

【住所】

【身分証明書】提示できる証明書を明記

【借金の理由】

【メッセージ】


このテンプレートを元に書き込み記事を作成し、個人間融資掲示板に投稿します。

掲示板上で、この投稿を確認した者の内、実際にお金を貸してもいいと思った人物がメール等で連絡してくることになります。

そして、双方が希望する条件にマッチしたら、銀行口座への入金や郵便で現金を送達するなどの約束・契約を交わし、お金の貸し借りが行われます。


以上が、借主が行う一連の手順となります。


このようなお金を借りたい人(借主)の書き込みだけでなく、もちろん、融資を行う人(貸主)からの勧誘書き込みもあります。


利用者の特徴

個人間融資を利用する人の多くが、消費者金融の審査に通らない人であると言われています。

個人間融資には審査がありません。

つまり、収入が安定しない人や無職の人、過去に金融事故を起こして個人信用情報にキズがある、いわゆるブラックと呼ばれる人たちです。


このように、個人間融資を利用する人物の特徴は、ヤミ金を利用する人物の特徴と一致します。

ヤミ金融は、お金に困っている債務者の弱みに付け込み、法外な利息と苛烈な取立てによって膨大なお金を搾取する違法業者です。一度でもヤミ金を利用してしまうと、半永久的に利息だけを支払い続けることになり、はじめに借り入れをした元金は減ることなく一方的に搾取され続けることになります。

消費者金融で借入れをすることが出来る人であれば、個人間融資という高いリスクのある方法で現金を調達する必要はありません。


個人間融資 の危険性

個人間融資の危険性

個人間融資には、次のような危険性があることを理解して下さい。


トラブルに遭っても基本的に警察は動かない

基本的に、個人間融資は取引に責任を持つこと当事者で問題を解決することを不文律として取引が行われます。

そのため、相手に騙された場合でも、双方の自己責任ということで片付けられます。

あくまでも利用者同士の自己責任のため、掲示板の管理者が責任を負うことはありません。


また、トラブルに遭った場合でも、警察が本格的に問題に介入することはありません。

警察は、捜査機関であるため、犯罪に対して捜査・処罰を与えるため存在しています。

民事不介入を原則としているため、基本的にトラブルに刑法上の違法行為があった時に初めて介入できます。

民事トラブルは、双方自己正当性を主張し発展する場合がほとんどです。

そのため、「憲法の保障する個人の権利、自由の干渉にわたる等その権限を濫用する」という部分に抵触するため介入することはありません。


つまり、トラブルに遭った場合は、泣き寝入りするしかないケースが多いのです。


個人間の貸し付けは高金利

貸金業者との取引の場合、その利息は出資法により、年利20%という上限金利が定められています。


出資法とは、「出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律」の通称です。出資法は、貸金業者などを規制することを目的として出資金の受け入れを制限し、浮き貸し・高金利などを取り締まる法律です。ヤミ金融は、この出資法の定める上限金利を遥かに超える高い金利を取って貸付を行っています。

しかし、個人間での貸し借りの場合は、上限金利は年109.5%までとなります。

例えば、10万円を年利18%で借りた場合、1年間でその利息は18,000円となります。

しかし、年利109.5%で借りた場合の利息は、1年間で109,500円です。

このように、個人間取引の金利が、どれ程高いものであるか分かるはずです。


貸主がヤミ金の場合がある

個人間融資サイトや掲示板、SNSには、法外な利息を取るヤミ金融が多数潜んでいます。

ヤミ金は、上記の出資法で定められた以上の金利を取ります。

ちなみに、トイチ(10日で1割)の場合は、年利365%なので1年間で365,000円にも上ります。


出資法に違反した場合は、刑事罰の対象となりますが、ヤミ金はお構いなしに、トサン(10日で3割)やトゴ(10日で5割)といった法外な金利で貸し付けます。

さらに、ヤミ金は、法外な高金利だけなく、手数料や保証料などといった不当なお金を請求してくる場合があります。


個人間融資を希望する場合は、貸主に住所、勤務先、給料日、手取り額、連絡先、入金先の口座番号などの個人情報を書き込む必要があります。

つまり、ヤミ金に自分の個人情報が把握されてしまうことになるのです。


法外な高金利でお金を借りてしまうと、返済が困難になることは避けられません。

ヤミ金への返済が滞ると、ひどい取り立てや悪質な嫌がらせに遭う場合もあります。


このように個人間融資は非常にリスクが高く、大きな危険性を孕んでいるか分かるはずです。

もし、相手とトラブルになってしまった場合は、弁護士や司法書士などの法律の専門家に相談してください。


弁護士と司法書士の違い 司法書士と弁護士では費用の面で若干の違いがあります。債務整理などの通常の借金問題に関する費用は、一般的には弁護士に比べて司法書士の方が費用が安い傾向がありますが、ヤミ金問題に関する解決費用についてはどちらも同じくらいの金額(1件あたり5万円~)です。

また、事件性が高く、緊急性がある場合は、警察にも相談しておくことが望ましいでしょう。


闇金に強い全国対応の専門家

ヤミ金問題に強い、頼れる弁護士・司法書士事務所をリストアップしています。

どの専門家も全国対応・相談無料です。

まずは、無料相談ダイヤル・無料相談メールを利用して問い合わせてみることをおすすめします。


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坪山正義 司法書士

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もしかしてヤミ金かも!?個人間融資とは
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もしかしてヤミ金かも!?個人間融資とは
説明
個人間融資 とは、消費者金融や銀行などの貸金業者や金融機関などの業者を介さない、個人間でお金の貸し借りを行うことを言います。
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