ヤミ金からの借り入れは完済できる?

ヤミ金からの借り入れは完済できる?

ヤミ金の借金を完済するには

貸金業者や金融機関などからお金を借りた場合は、金銭消費貸借契約に基づいてきちんと返済する必要があります。


「借りたものは返す」という考え方は、いついかなる場合にも常識的なものでなければいけません。

個々人がルールを守るということは、社会秩序の安寧に繋がります。


契約を結ぶことによって発生する義務を正しく履行することで、社会生活を送る上で生じる様々な不都合を抑制することが出来ます。

クレカのキャッシングやカードローンでお金を借りた場合は、契約に従って完済することが求められます。


しかし、ヤミ金は正規の貸金業者ではなく、貸金業法や出資法に違反する違法な貸金業者です。

消費者金融や銀行のように、完済すれば重荷から解放されるのでしょうか?

また、そもそも完済することを認めてくれるのでしょうか?


このページでは、ヤミ金から借り入れをした場合の完済までに至る過程について説明しています。



完済とは

完済とは

完済とは、借金を全て返し終わることを言います。

通常、借入金額(元金)に対して利息が付くことになりますが、この元金と利息(実質年率)を全額支払うことで完済に至ります。


実質年率とは

支払利息だけでなく、全ての支払い(支払利息、手数料、印紙代、保証料など)の合計額を年率で換算したもの。

実質年率は、利息制限法の上限金利(元本額により年15.0%~年20.0%)を超えてはならないとされている。


完済をすれば、定期的な支払いから開放されるため、家計の負担が大きく減ることになります。


返済の長期化と利息負担

貸金業者(貸主)からすれば、この利息分が純粋な利益となります。

当然、返済期間が長期化すればするほど、借主が支払う利息の総額は多くなります。


借入金等の利息の支払いは、貸金業者にとって儲けであるため、利用者が長期でお金を借りてくれることは望ましい状態であると言えます。

消費者金融などの貸金業者や銀行などの金融機関は、あくまでも営利企業であるため、利潤を追求することが課題です。

そのため、法律の範囲内で貸金業を行っています。


しかし、法律を無視して貸金業を営むヤミ金融はその限りではありません。


利息は、借りたお金(元金)の額に応じて付くことになります。


  • 元金・元本 … 利子・利息を含まない、直接貸し借りした金額のこと。
  • 利息・利子 … 元金の使用の対価として、元本額と使用期間に比例して、一定の割合(利率)により支払われる金銭のこと。利子と同義語。

ヤミ金融は、借主の借入期間を長期化させるため、ジャンプ(スキップ)を勧めるケースも多いようです。


ジャンプ(スキップ)とは

利息分のみの支払い(手数料などの名目)で、一時的な返済の先延ばしを認めること。元金は減らないため返済負担が軽減されることはない。

ジャンプ(スキップ)の回数が多ければ多いほど、支払い総額は大きくなる。


ヤミ金への返済時において使用される、ジャンプ(スキップ)などという専門用語を耳にしたことがある方も多いかもしれません。 では、この返済時におけるジャンプとは、どのような行為を意味する言葉なのでしょうか?このジャンプという行為は、極めて危険な行為であるということを理解しておいて下さい。

この場合の利息は、消費者金融や銀行のような法定利息の範囲内のものではなく、トサン(10日で3割)やトゴ(10日で5割)といった超高金利を指します。

たとえば、5万円をトサン(年1095%)で借りた場合は、15,000円の利息が付くことになります。


ヤミ金は、一般的な消費者金融などとは異なり、出資法に違反する高金利を取る違法貸金業者です。一昔前までは、ヤミ金融の利息といえば、トイチ(10日で1割)が一般的でしたが、最近では、トサン(10日で3割)、トヨン(10日で4割)、トゴ(10日で5割)など、さらに法外な利息を取る傾向にあります。

ジャンプによって支払いが猶予されても、元金部分は一切減ることはないため、返済期間の長期化は避けられません。

つまり、ジャンプという行為は”その場しのぎ”にしか過ぎず、トータルの返済額は膨らみ続けることを意味します。


先に説明した通り、利息は、元金の額と利用期間に応じて付くことになるため、金利負担の軽減を目指すのであれば元金の返済を優先する必要があります。


ヤミ金業者は、法外な利息を長期間に渡って取ることで、出来るだけ借主から継続的に金銭を絞り取ることを第一義と考えています。


闇金の借金は完済が難しい

闇金の借金は完済が難しい

消費者金融会社や信販会社などの正規の貸金業者や銀行などからの借入であれば、繰り上げ返済を行うことで早期返済も可能です。


繰り上げ返済とは

債務者が、毎月決められた返済額に加えてローンの一部を返済すること。

繰上返済分は、元金返済に充てられるため、早期完済に繋がる。


スムーズな支払いが出来れば、返済期間が短縮されるため、トータルの返済負担は軽くなります。


しかし、ヤミ金融は、正規の貸金業者とは異なり、違法な貸し付けを行う悪質貸金業者です。

必ずしもスムーズな完済を認めるとは限りません。


前述の通り、貸金業者にとっては、借主の返済期間が短くなるということは利益が減ることを意味します。

ヤミ金融は、法律に違反する金利で暴利を得るために貸金業を営んでいます。

つまり、借り入れを希望する利用者から、可能な限り利息の名目で金銭を搾り取ることを目的としています。


高額な利息を支払いを続けてくれる利用者(借主)は、ヤミ金にとって上客であるため、簡単に完済させることはありません。

借主が返済不能に陥るまで、執拗に支払いを強要し続けます。


何らかの理由を付けて、元金の返済を認めないケースもあるようです。


支払いが出来なくなると、取り立てや嫌がらせを行い、あらゆる手段でお金を回収しようとするケースも珍しくありません。

また、返済の代わりに、出し子や受け子役に仕立てたり、金融機関の預金口座や携帯電話の譲渡を求めることもあります。


違法貸金業者である闇金融や特殊詐欺を行う詐欺グループは、出し子や受け子などを仕立てて金銭の回収行為に及びます。このページでは、出し子や受け子をはじめとする詐欺集団などを構成する人員について説明しています。
近年、銀行口座の譲渡・売買をもちかける、ヤミ金をはじめとする違法業者の数が増加しています。 口座売買 や、携帯電話の不正売買は、一般的に特殊詐欺に分類されます。今年、上半期の特殊詐欺に関する検挙数は、統計を取り始めた2007年以降の同期比で過去最多であることが、警察庁のまとめで明らかになっています。
飛ばし携帯(とばし携帯)とは、他人名義、もしくは身分証明書を偽称して契約した携帯電話の通称です。飛ばし携帯は、犯罪に使用されるケースが多いため、問題視されています。飛ばし携帯という用語は、使用した電話料金の請求を契約した名義人に飛ばすとから来ています。

出し子・受け子や銀行口座、携帯電話の第三者への譲渡・売却などの行為は、強制した者だけでなく、応じた本人も罪に問われる場合があるため、安易に引き受けてしまうのは非常に危険です。


基本的に、ほとんどの闇金融は、借り入れの申込者のことを顧客ではなく「金づる」としか考えていません。


「低金利」や「柔軟審査」、「他社で断られた人でもOK!」などのフレーズを用いて勧誘を行いますが、甘い言葉の裏には大きな危険があることを理解しておきましょう。


完済後の勧誘について

完済に至るケースは稀な部類ですが、不可能であるとは言い切れません。


業者によっては元金和解の提案をしてくる場合があります。


元金和解とは

交渉によって経過利息・将来利息などのカット(免除)を確約し、元金のみの返済で和解すること。


ヤミ金業者の中には、元金和解を提案してくる業者が存在します。しかし、安易にヤミ金と和解をしてしまうと、後々面倒なことになる場合があるため注意が必要です。このページでは、ヤミ金と和解交渉をする際の注意点や落とし穴について説明をしています。ヤミ金への返済でお困りの方は一読されることをオススメします。

闇金融と元金和解をすれば借金完済に近づくことができますが、さらなる被害に繋がる恐れもあります。

「完済さえすれば闇金融と手を切ることができる」と思う方が多いかもしれませんが、実際にはそう簡単ではありません。


例えば、「借入実績を作れば、次回からは条件が良くなる。」などと言って、強引に新たな貸し付けを迫るケースもあるようです。


ヤミ金は、相手から徹底的に金銭を引き出そうと考えています。

そのため、和解とは名ばかりのものであると考えた方がいいでしょう。


場合によっては、グループ内で顧客リストを共有し、別のヤミ金が勧誘してくることもあります。

また、追い貸しと言って、本来であれば融資が受けられないような相手に無理やり貸し付けることもあります。


まとめ

完済とは、本来、正規の金融機関などから借り入れを行った場合に、目指すべき一つの指標であると言えます。

支払いの遅延なく、最後まできちんと支払いを続けることは非常に真っ当な行為です。


しかし、それはあくまでも法律の範囲内で営業している会社からの貸付に限ります。


法律に違反するヤミ金の超高金利な貸付は、そもそも不当なもの(不法原因給付)であるとされています。

そのため、ヤミ金は、貸し付けたお金の返済を求めることは出来ず、借主(被害者)も支払う必要はないというのが司法の見解です。


つまり、ヤミ金からお金を借りた場合は、完済を目指す必要性はないということになります。


ただし、個人がヤミ金を相手に交渉しても、その主張は通らないケースがほとんどです。

ヤミ金問題を専門に扱う弁護士・司法書士などに相談するか、警察に被害届を出すなどの方法で対応することが解決への近道です。


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