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情報漏えい認める 初公判で県警元巡査部長
事件の捜査などに使う照会システムで入手した個人情報を知人に漏らした罪に問われている、神奈川県警の元巡査部長の初公判が横浜地方裁判所で開かれ、元巡査部長は起訴された内容を認めました。
神奈川県の伊勢佐木警察署の元巡査部長(46)は、事件の捜査などに使う照会システムで入手した個人情報を当時、無登録で貸金業などを営んでいた知人に漏らしたとして、地方公務員法の守秘義務違反の罪に問われています。
8日、横浜地方裁判所で開かれた初公判で、戸高元巡査部長は起訴された内容を認めました。
その後の冒頭陳述で検察は「個人情報を漏らしていたうえ、知人から飲食店などで接待を受けていたり、現金1、2万円を受け取っていた」と指摘しました。
出典:https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20161208/5042541.html
解説
容疑者は、今年10月にヤミ金業者の男に職務上知り得た個人情報を漏らしたとして、地方公務員法違反(守秘義務違反)の疑いで逮捕されています。
容疑者は、今年3月から4月にかけて、ヤミ金業を営む男から借金をしていた4人の個人情報を県警本部の照会センターに問い合わせて入手していたとみられています。
ヤミ金業を営む男は、その情報を元に、借金の取り立てを行っていたようです。
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