「ヤミ金の返済苦しく」…広島県 三次市議53歳を詐欺容疑で逮捕

「ヤミ金の返済苦しく」…広島県 三次市議53歳を詐欺容疑で逮捕

広島・三次市議を逮捕=譲渡目的で口座開設容疑-県警

他人に譲渡する目的で預金口座を開設し、通帳とキャッシュカードをだまし取ったとして、広島県警組織犯罪対策課と安佐北署は5日、詐欺容疑で同県三次市議の容疑者(53)=同市三和町上壱=を逮捕した。容疑を認めているという。

逮捕容疑は昨年7月24日、同県安芸高田市内の金融機関で、譲渡目的で口座を開設し、預金通帳1通とキャッシュカード1枚をだまし取った疑い。

県警によると、同容疑者は「ヤミ金の返済に苦しんでいた」と供述しているといい、業者の指示で口座を開設、譲渡したとみて調べている。


記事元:>https://www.jiji.com/jc/article?k=2018070500956&g=soc



解説

ヤミ金でお金を借りた利用者が返済不能になった際に、返済の代わりに金融機関の預金口座や携帯電話(SIMカード)の譲渡を要求する業者が存在します。

しかし、このような要求に対して安易に応じることは、非常に危険な行為です。


金融機関は、原則、口座(通帳・キャッシュカード等)の譲渡、売却、質入れ、第三者の利用を認めていません。


もちろん、架空の個人情報や他人の個人情報を利用して、口座開設の申し込みをすることも禁止しています。


これらの事実が明らかになった場合は、口座は解約に、取引停止の処分を受けます。また、法律(「犯罪収益移転防止法」)により処罰の対象となります。


  • 自己または他人名義の口座を譲り受けた場合、または譲り渡した場合 … 1年以下の懲役若しくは100万円以下の罰金
  • 口座の譲渡等をするよう、他者に働き掛けた場合 … 1年以下の懲役若しくは100万円以下の罰金

法律では、預金口座がヤミ金や詐欺事件の振込み先、犯罪等に使用されるのを防ぐことを目的としています。


また、銀行を欺いたことで詐欺罪に問われる場合もあります。

詐欺罪の法定刑は、懲役10年以下と定められています。


今回の事例のように、はじめから譲渡目的で金融機関の口座を開設する行為は法律に違反します。

口座や携帯電話の譲渡や売却を行った場合は、ヤミ金の被害者である利用者も犯罪に問われることになるため、くれぐれも行うことの無いよう注意して下さい。


近年、銀行口座の売買をもちかける、ヤミ金をはじめとする違法業者の数が増加しています。 口座売買 や、携帯電話の不正売買は、一般的に特殊詐欺に分類されます。今年、上半期の特殊詐欺に関する検挙数は、統計を取り始めた2007年以降の同期比で過去最多であることが、警察庁のまとめで明らかになっています。
飛ばし携帯(とばし携帯)とは、他人名義、もしくは身分証明書を偽称して契約した携帯電話の通称です。飛ばし携帯は、犯罪に使用されるケースが多いため、問題視されています。飛ばし携帯という用語は、使用した電話料金の請求を契約した名義人に飛ばすとから来ています。

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