パチンコで借金を重ねた大阪市職員 ヤミ金の督促に耐えかね銀行口座を譲渡し書類送検される

パチンコで借金を重ねた大阪市職員 ヤミ金の督促に耐えかね銀行口座を譲渡し、詐欺容疑で書類送検

送検 市職員パチンコで借金… ヤミ金に口座譲渡

大阪市職員が詐欺の疑いで書類送検されました。「ヤミ金に銀行口座を渡した」と話しています。

大阪市建設局・十三公園事務所の男性職員(48)は、他人に貸す目的で、自分名義の銀行口座を開設した疑いが持たれています。市によりますと、男性職員はいわゆる「ヤミ金」に借金をしていて、たびたび、職場に督促の電話がかかっていました。男性職員は、上司に対して「督促を止めるために自分名義の銀行口座をヤミ金業者に渡した」と話しているということです。借金は計800万円にのぼり、パチンコなどの遊興費に使っていました。


記事元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181012-00010007-asahibcv-l27



解説

金融機関の預金口座を第三者に譲渡・売却する行為は、特殊詐欺に問われる場合があります。

かつては、通帳と印鑑があれば誰でも金融機関の窓口で預金を引き出すことが出来ましたが、現在では本人確認が義務付けられています。

しかし、ATMであれば、カードと暗証番号を利用して誰でもお金を引き出すことが可能です。


ヤミ金業者や詐欺業者は、現金の振り込み先として、違法に入手した他人名義の口座を指定します。

また、ATMの預金口座から現金を引き出す際は、「出し子」と呼ばれる者にその行為を行わせます。


出し子とは、闇金や振り込め詐欺に遭った被害者が振り込んだお金を、銀行のATMから引き出す役割を担う人物のことを言います。最近では、若年者や主婦などが、詳しい事情が分からないまま、アルバイトとして出し子の仕事を手伝うというケースも増えているようです。この出し子という存在は、具体的にどういったものなのでしょうか?

この方法であれば、自分達の素性がバレないため、警察の捜査から逃れることが出来るからです。


ヤミ金融は、借主(被害者)の返済が滞った場合に、銀行口座を譲渡もしくは売却するように要求してくる場合があります。

また、本人確認書類を偽造して口座を開設するように強要する場合もあります。


近年、銀行口座の譲渡・売買をもちかける、ヤミ金をはじめとする違法業者の数が増加しています。 口座売買 や、携帯電話の不正売買は、一般的に特殊詐欺に分類されます。今年、上半期の特殊詐欺に関する検挙数は、統計を取り始めた2007年以降の同期比で過去最多であることが、警察庁のまとめで明らかになっています。

それ以外にも、返済猶予を条件に、出し子の役目を背負わせることもあります。


金融機関の預金規定により、第三者による口座の利用や口座の譲渡は禁止されています。

他人に利用させるために口座を開設することは、詐欺罪として刑事罰の対象となる場合もあります。

また、口座開設後に預金規定に違反する場合は、金融機関により口座の利用停止や、解約などの措置が取られることもあります。


ヤミ金に口座を渡した場合は、ヤミ金の被害者であるにもかかわらず、銀行を欺いたことになるため、詐欺の疑いで加害者になることがあります。

ヤミ金からの求めに対して、安易に応じることのないように注意して下さい。


現在、ヤミ金・特殊詐欺をはじめとする預金口座を悪用した取引を行う犯罪が増加していると言われています。

また、これらの集団に通帳やキャッシュカードを売却する業者が存在することも確認されています。


口座屋とは、一般人から銀行口座を買い取り、ヤミ金業者や振り込め詐欺などの特殊詐欺を行う業者に販売する商売を行う者の俗称です。ヤミ金業者や詐欺業者などの違法業者は、被害者から金銭を振り込ませる際の口座に、自分名義の口座を使用することはなく、口座屋を利用して第三者の口座を入手します。
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