ヤミ金用語集 か行

ヤミ金用語集 か行

ヤミ金用語集 か行

このページでは、ヤミ金業界で使われている専門用語や、ヤミ金対策にまつわる用語「か行」をまとめています。



買掛金

買掛金とは、取引に基づいて発生した営業上の未払い金のこと。取引先に対する債務の一種。

対義語は売掛金


回収

回収とは、貸し付けたお金(金利)を手にすること。


買取屋

買取屋とは、申込み者にクレジットカードで買い物をさせ、その商品を安価に買い取る業者のこと。詳しくは買取屋とはのページを参照。


家具リース金融

家具リース金融(リース金融)とは、金銭を直接貸付けるのではなく、家具を介して違法なリース料金を取るヤミ金融の手口のひとつ。この リース料が利息を含めた貸付金という扱いになる。詳しくはリース金融とはのページを参照。


掛け子(かけこ)

電話をかけて被害者を騙す役のこと。


貸金業規制法及び出資法の一部改正法

ヤミ金融問題に対処するため作られた法律のこと。別名、『ヤミ金融対策法』。

その内容には、「貸金業登録制度の強化」や「罰則の大幅な引き上げ」、「違法広告、勧誘行為の規制」、「違法な取立ての規制強化」、「年109.5%を超える利息での貸し付け契約の無効化」などがある。


貸主

貸主(かしぬし)とは、金銭や物品などを貸した当人。貸し手。


カラ貸し

カラ貸しとは、借りてもいないのにキャンセル料等の請求や取立てを行うヤミ金の手口。架空請求詐欺の一種。詳しくはカラ貸しとはのページを参照。


カラス金

カラス金(からすがね、からすきん)とは、ヤミ金融でも究極の高金利と呼ばれる、一日一割のこと。

名称の由来は夕方にカラスがカァと鳴けば利子が付くこと、あるいは明け方にカラスがカァと鳴くまでに返済することという説もある。


借主

借主(かりぬし)とは、金や物を借りる方の人。借り手。


元金

元金(がんきん、もときん)とは、金銭の貸借や預金で、その利子を含まない、直接貸借したり預金したりしたお金のこと。


完済

借金を全て返し終わること。


キャンセル料請求詐欺

ヤミ金被害で最も多い手口の一つ。借入契約をせず途中でキャンセルをしたにも関わらず、キャンセル料を請求するというもの。詳しくはキャンセル料請求詐欺とはのページを参照。


給料(給与)ファクタリング

給料(給与)ファクタリングとは、給料日前に利用者の給料債権を給料ファクタリング業者に売却し、手数料を引いた現金を振り込んでもらうサービス。

高額な手数料を要求する実質的な貸金業であり、ヤミ金の一種であると考えられている。詳しくは給料ファクタリングとはのページを参照。


キリトリ

キリトリとは、闇金業者が行う恐喝や脅迫などを用いた借金の取り立てのこと。


金貨金融

金貨金融とは、金貨の換金を利用した違法金融業者のこと。詳しくは金貨金融とはのページを参照。


金主

金主(きんしゅ)とは、事業などの資金を出す人のこと。闇金業者は稼いだ収益の何割かを資金提供の利息として金主に上納している。


金利

金銭貸借時に発生する使用料もしくは賃借料のこと。%で表記される。利率と同義で使われる。


グレーゾーン金利

グレーゾーン金利とは、利息制限法の規定する制限利率(年15%~20%)を越えるが、「出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律」(出資法)の規定する上限金利(現在、年29.2%)を越えない範囲の金利のこと。

2010年(平成22年)6月18日に出資法が改正され、利息制限法と同じ上限金利となったため、現在ではグレーゾーン金利は撤廃されている。


携帯電話購入詐欺

携帯電話(スマホ)を契約して、携帯電話本体を送れば、それに応じた金額を融資するという闇金業者の手口の一つ。詳しくは携帯電話購入詐欺とはのページを参照。


現客

ヤミ金利用者のこと。


元和

元和(げんわ)とは、元金和解のこと。


コーチ屋

コーチ屋とは、多重債務者に対して融資先を紹介するなどの口実で勧誘し、融資金額の一部を紹介料などの名目で手数料を稼ぐ業者のこと。紹介屋とも呼ばれる。


ゴイチ

5日で1割の利息を取ること。年率換算にすると730%、複利に換算すると77545%。


口座凍結

ヤミ金や詐欺等に利用されている金融機関口座を凍結すること。ヤミ金に対する対策法の一つ。

金融機関による判断や警察や弁護士、司法書士などの要請により凍結される。


コゲ

ヤミ金利用者の返済が途中で止まり、焦げ付いたこと。



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